更新：遙凛1つ

　例によってお知らせが当日に間に中略更新しました。

　昨晩風呂に入りながら急に「書かねば。」ってなったので。モブ視点、ふわっと70年後ぐらいの遙凛です。
　受信時にはログに突っ込めるぐらいのさくっとした感じで、今晩中に片付けてしまおうとか思っていたのですが、どっこい。おむすびくん。すいえい！に転んでからこっち今までの5,000字超えれば上等だったのを軽く凌駕して10,000文字がボーダーになっててｶﾞｸﾌﾞﾙしています。冗長とアルツ文に磨きがかかっているともいいます。
　お前は一人称小説に親でも殺されたのかというぐらい地の文が「私」で語られる形態で書くことを忌避し、なんか書いたら負けだと思っているとまで拗らせていましたが、こればっかりはこの誰かのフィルターに掛けねば意味がないだろうと素直に一人称で書きました。何年ぶりかもう分かりません。三人称であっても完全な神の視点で書けてないので大差ないかなって今頃悟りました。
　作中登場する職種の方々には平伏してお詫びします。申し訳ございません_(:3 」∠)_
　外科由来のリハビリがどのような流れで行われどの程度回復するのかとかどんなふうに評価してるのかとか若干畑が違うので？？？ってなりながら全力で嘘を貫いています。すべてファンタジー医療、ファンタジー医療としてお受け取りの上決して本気になさいませぬようお願い申し上げる次第です。
　ファンタジー、ファンタジーなのです。


　最近更新できてないなあとサイトの履歴を振り返って思うのですが、そもそも常態を考えればコンスタントに何か書いてる現状が特異でした。
　更新はできていないのですが、本人としては未だかつてないほど毎日それなりに文字を打っています。10,000字が個人的一作品の基準となるなら今月に入って2.5作品は書いてる。ところに今日のこれです。
　文字を打つ気力もなければ打った文字も末期の痙攣のようで普段に輪をかけて見るに堪えない状態で、ものすごく正直に申し上げるともうこのまま水泳男子で作文しないんじゃないかなあとか思ってたのですが、物によってはダカダカ打てるのでよく分かりません。納得しているとはいっていない。そしてポメラは偉大です。変換とかがアレですけど。とてもアレですけど。


　以降、最近自重できない書いたものに関する備忘録。

　金メダルを獲って目的を果たしてそれなりにお金を稼いで、最後には岩鳶町の七瀬家に収まる80過ぎのふたりです。
　数えるのが面倒なほどの名声を得ても、二人が見えるところに飾っているのはあのトロフィーとあの写真であればいいと思います。ある意味ふたりの起点であるﾘﾝﾁｬﾝの金メダルはお父さんのところに行くと思うので。
　いつまでも筋トレしてればいいし、鯖焼いてればいいし、やっぱり風呂に浸ってればいいと思います。人間にいくつになっても変わらない。いくつになって何十回春を、夏を、秋を、冬を超えて、それでもやっぱり下らないことで口論したり勝負したり、そうして死がふたりを分かつまで隣にいればいいんです。過ごせなかった季節を取り返す内にもっとずっと飛び越えちゃってまた桜が咲くなとか夏だなとか思って、ふたりの時間が惰性になったとしても、永遠に輝くあの夏があるのです。ループし始めた。
　そしてしれっとSCを再建している誰か。彼は経営学部とか行ってSC再建するんだなって漠然と思い込んでいる謎の幻視。江ちゃんにはスポーツ整体師あたりになっていただいて存分に合法的に欲望を満たして欲しい所存。
　七十年は遠大過ぎて地に足の付かない妄想も甚だしいですし、もう誰かいなくなっているかもしれないですし、そもそも岩鳶町が、ひいては日本がどんな姿になっているかも知れませんが、そこはすべて泡沫の願いということでひとつ。つまりあの岩鳶町で名声も放り投げてひっそりと暮らしつつ、爺になった二人には十六歳の頃と同じような口喧嘩しながら骨を埋めて欲しいなあと思います。





　でも書いた本人は「ﾘﾝﾁｬﾝはあのデコ出しだから絶対前から後退するよな…ﾊﾙｶｻﾝは全体に薄くなんのかな…ふたりともいくつぐらいから禿げ始めるのかな、塩素で傷んでるしﾘﾝﾁｬﾝはストレスが髪に来そうだし…」ぐらいしか最終的に考えてませんでした。