更新：遙凛な真凛1つ

　相変わらずブログの方はその日の内に略。


　あかいゆめがあおいうつつをのみこむタイトルを借用した胸糞の悪い遙凛真凛、あるいは奥さん米屋ですの続きです。あたまとかはんしんがゆるふわ系な純愛です。

　以下、今回はもうちょっとそれらしく備忘録。

　前回は遙さんの視点に添ったせいで良心の呵責と胃痛が激しかったのですが、今回は最初から真琴さんの側でつらつらつらつら迷宮に入っていたのでわりと心安らかでした。やったー。本人がおかしければ自身から見える世界も最初から歪んでるのでつまりそれってマイナスにマイナスを掛けてプラスでしょ？　世界平和達成した。
　水泳アニメ放送中からずっと橘真琴という男が怖くて怖くて、考えると沼にずっぽり入り込んだ挙句わーってなってわーってする状況をアニメ終わってもずっと続けています。基本的にはるりんばっかり書いてるので彼に重きを置くことはほとんどないのが唯一幸いですが、ホルマリンの話での行動言動とか、パロですが橘提督のすべてとか、あのへんに些少な二次創作ながら人間掴めてないのと書いてる側の恐怖が滲み出てると思います。自分では。
　今回誰も別に待ってないだろうけどちょっと一応書いとかないと遙さんが裏切られただけみたいなことになっちゃうフォローしなきゃ…と思って書き始めたんですが、橘真琴の深淵と他人への距離感を書かざるを得ないところにちょっと書いては沼に落ち窒息を繰り返して、使用ソフトを変えるという外的方法で無理矢理文章の世界に閉じ込もっていいやもうあとは繋がる語彙のままに任せよう、とやけくそ否無心になって書き終えました。
　あれっこれ別に橘真琴歪んでなくない？　という結論に至りました。なんだ、真琴って友達思いのいいやつじゃん！

　そも、どのジャンルの二次創作でも自分のキャラ解釈とは全く一致しない指向性を与えて遊んでるようなものなのですが、こと橘真琴に至っては踏み込めば踏み込むほど自分の解釈した彼から離れられなくてもう怖いめっちゃ怖いなにこれ。こんなひと初めてで震えます。
　なんというか、もし書き手の思考とかが反映されてたりしたら申し訳ありません。

　最初から別に続けるつもりのない単発のつもりで投げたので考えなしに絶望的に君は綺麗なタイトルを前回借りてしまいました。今回ちょっと困ったのですが結局トカゲのしっぽ夜の露、から借りてきた再度の不届き。そのままオ/ム/ナ/マ/グ/ニ(ガブリエラ語なので本義は不明ながら「悲鳴を上げる」)を借りてきたかったのですがそうすると露骨にばれるし菅野よう子ファンに殴り殺される気がしたので歌詞中から引っ張りました。静かに狂え。でも誰も狂ってないし歪んでないです、恐らく。遙さん側だとNTRにしか見えなくてインモラル感がなくもなかったんですが真琴さん側だとすごく理に適ったいい話になります。反転。

　問題は「翌朝放置された出汁で味噌汁作る遙さんだけ書きたい」って思ってたのに一切そこまで至らなかったことですかね。はて。さて。豚肉のしょうが焼き食べたい。