誤射かもしれない
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我等が国王陛下へ!
超生誕祭は初っ端から諦めておりますが!
ぶるらじがぱねかったです。ごちそうさまでしあ
今度裸エプロンとかかこうって思いましたがそれより先にかくものがいっぱいありました。文字で裸エプロンの意義って……
続きからはバックアップの意味を込めて3年前からの書きかけです。陛下のお誕生日にかこつけて。冬天秤と腕サン。
しかし既にその組み合わせが幻想物語杉田。でもきっと盗賊より書きやすいんですよね。サンはウルジャンサンじゃなくてウチのサンなのでってまあここにSHをお求めになられる方もいらっしゃらないでしょうが!
不特定多数×少佐はどうせ書きあがりもしねーので途中までで打ち込んでもいいのですがあれは羞恥心が邪魔をします。拙劣さとかねーもうねーえろ書けません。
超生誕祭は初っ端から諦めておりますが!
ぶるらじがぱねかったです。ごちそうさまでしあ
今度裸エプロンとかかこうって思いましたがそれより先にかくものがいっぱいありました。文字で裸エプロンの意義って……
続きからはバックアップの意味を込めて3年前からの書きかけです。陛下のお誕生日にかこつけて。冬天秤と腕サン。
しかし既にその組み合わせが幻想物語杉田。でもきっと盗賊より書きやすいんですよね。サンはウルジャンサンじゃなくてウチのサンなのでってまあここにSHをお求めになられる方もいらっしゃらないでしょうが!
不特定多数×少佐はどうせ書きあがりもしねーので途中までで打ち込んでもいいのですがあれは羞恥心が邪魔をします。拙劣さとかねーもうねーえろ書けません。
ひゅうひゅうと、どこか悲しく、空気が抜けていく音。
それは冬の天秤の流れる銀髪を細やかな雪と共に巻き上げる風の音であり、同時に彼の足元で半ば雪に埋もれた男の唇から漏れる音でもあった。
冬の天秤は黙って地に伏す男を見下ろす。ひゅうひゅうと鳴る吐息、忙しくなく上下する背中。生きている――まだ。しかし男を覆う雪はあの女王を彷彿とさせる鮮やかな赤で染まっている。彼の物語が終わるのも時間の問題だろう。冬の天秤は舞い落ちる雪よりも静かに、男の傍らに跪いた。ゆっくりとした動きで男に降り積もる雪を払う。
まず、背中。真っ赤な裂傷が雪の下から現れる。これが致命傷だ。この男の死の。
次に、頭。鈍く煌く銀の髪が現れる。これが推測だ。この男が“少年”であるという事実の。
そして、腕。男の右手に握り締められている黒い剣。これが確信だ。“白い翼”をも得る筈だった、“少年”の未来の。
冬の天秤はゆるりと首を傾げた。銀の髪に積もっていた雪がさらさら、滑り落ちる。
そう、この男、かつて“少年”だったこの男は、緋色に染まった故郷の復讐を誓っていた。物語も“少年”が“白き翼”を得、“黒き剣”を執ると詠っていたのだ。そして少年は復讐を遂げたが、さて、どうだろう。物語は整合性を欠いている。冬の天秤は男の顔の雪を払い、ひたりと手を添えた。特に意味はない。“白き翼”を得るとまで詠われた彼は、自らの悲願として討った故郷の仇の子供によって物語を終わらせようとしている。男は酒場で前触れもなく仇の男に斬りかかったのだ、仇の子供からすれば通り魔的に父親を殺されたとしか見えなかっただろう。男の過去に何があったかなど、子供は知りもしないし知ろうともしない。知る必要もない。物語とはそういうものだ。
冬の天秤が見下ろす先で、男の瞼がぴくりと動いた。そして震えを伴って開かれる双眸。どこか濁ったように見える瞳が冬の天秤に向けられる。ひゅうひゅうという音を無理矢理押し殺し、男は声を絞り出す。
「……誰、だ、アンタ」
冬の天秤はほんの少し考えた。自分が何者かという問いは世界で最も難解な問題だ。とはいえ哲学的に解答を導き出している暇はないだろう。冬の天秤が思考している間に、きっとこの男は死んでしまう。いずれ終わってしまうのが物語だが、折角の幸運を逃がしたくはない。冬の天秤はこの男のことが知りたくてわざわざこんなところに来たのだから。
なので冬の天秤は、ほんの少し肩を竦めて答えた。
「Hiver=Laurant」
「冬、ね…悪いな、往来の…真ん中、で――…ッ!」
男が唐突に、ひゅうと息を吸い込んだ。そして次の瞬間、咳と共に血を撒き散らす。まだ白かった雪を染めていく血。舞う雪と散る緋色がきらきらと交錯し宝石の幻影を見せる。ミシェル。冬の天秤――イヴェールは口の中で甘美な毒薬のような名を転がした。
まあ、なにを書きたかったか、忘れたんですけどね!
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お楽しみメモ
2009年3月21日
Sound Horizon Live Tour 2009 - 第三次領土拡大遠征 - 横浜公演
2011年3月3日
DISSIDIA 012 FINAL FANTASY
2013年3月14日
スーパーロボット大戦UX
2015年6月28日
Splash!3
2016年4月23日
劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』
Sound Horizon Live Tour 2009 - 第三次領土拡大遠征 - 横浜公演
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